オトナのVPD一覧

オトナと子どもでは、同じVPDでも症状や接種スケジュールが異なります。オトナのVPDとワクチンについて解説します。

新型コロナ感染症(COVID-19)

どんな病気? オトナがかかるとどうなる?

新型コロナウイルス感染症は、新型コロナウイルスによる感染症で、2019年末から世界中に感染が拡大しました。2022年10月末時点で、全世界で約6.3億人が感染し、660万人超が死亡しています。日本国内では、2千300万人以上が感染し、4万7千人以上が亡くなっています。(2022年10月現在)

 せきや発熱などの呼吸器症状が主な症状ですが、嗅覚や味覚障害、疲労感、ブレインフォグ(記憶障害や集中力の低下)などの後遺症が残る場合もあります。

 

新型コロナワクチン
3回以上】必要に応じて追加接種

新型コロナワクチンで予防

新型コロナ感染症を予防するワクチンは、世界中で接種を推奨しています。日本では、生後6か月以上の人が接種でき、年齢に応じてmRNAワクチン(ファイザー社、モデルナ社)や不活化ワクチン(武田社ノババックス)が使われています。

新型コロナウイルスは発症前や無症状の人からも感染するため、ワクチン接種が最も有効な予防法といえます。

 他のワクチンよりも発熱や頭痛、倦怠感などの副反応が高率で現れることがありますが、数日で軽快します。

 ワクチンの予防効果は高く、感染者数、重症者数の減少に寄与しています。しかし、ウイルスの変異によっては、ワクチンの感染、発症、重症化の予防に対する有効性が変動します。そのため、必要に応じてワクチンの追加接種が実施されるなどの対応がとられます。

新型コロナウイルス感染症に関する情報

新型コロナウイルス感染症やワクチンに関しては、デマや不正確な情報が多くあります。最新情報は、「厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A」にわかりやすくまとめられています。