オトナと子どもでは、同じVPDでも症状や接種スケジュールが異なります。オトナのVPDとワクチンについて解説します。
新型コロナウイルス感染症は、2019年末に確認されて以降、世界的に流行しました。現在は、大規模流行は落ち着いていますが、季節や地域によって感染が増える時期があります。2022年10月末時点で、全世界で約6.3億人が感染し、660万人超が死亡しています。日本国内では、2千300万人以上が感染し、4万7千人以上が亡くなっています。(2022年10月現在)
https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idwr/rapid/2025/11/index.html
新型コロナワクチン
【定期接種】1回:65 歳以上、60〜64歳で基礎疾患がある方(心臓、腎臓、呼吸器の機能障害、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能障害)
【任意接種】生後6か月以上のすべての方が対象、初回2回、必要に応じて追加接種
年齢や性別、基礎疾患の有無、コロナ発症時の重症度に関わらず、新型コロナウイルス感染症の回復後に後遺症が残る場合があります。後遺症は、せきや倦怠感、疲労感、嗅覚や味覚障害、精神症状、ブレインフォグ(記憶障害や集中力の低下)などの様々です。
新型コロナウイルス感染症は、ウイルスの株によって症状や重症度が変わります。株によっては、若い世代の死亡例が報告され、2023年4月時点のデータでは10代、20代で100名以上が命を落としています。また、若い人では、心筋炎・心膜炎などの合併症が報告され、ワクチン接種後に発症する心筋炎よりも頻度としてはるかに高いことが分かっています。合併症や後遺症を防ぐためにワクチン接種で感染を予防しましょう。
新型コロナ感染症を予防するワクチンは、世界中で接種を推奨しています。日本では、生後6か月以上の人が接種できます。
新型コロナウイルスは発症前や無症状の人からも感染するため、ワクチン接種は重症化を防ぐ上で重要です。発熱や頭痛、倦怠感などの副反応がみられることがありますが、多くは数日で軽快します。
他のワクチンよりも発熱や頭痛、倦怠感などの副反応が高率で現れることがありますが、数日で軽快します。
ワクチンの予防効果は高く、感染者数、重症者数の減少に寄与しています。しかし、ウイルスの変異によっては、ワクチンの感染、発症、重症化の予防に対する有効性が変動します。そのため、必要に応じてワクチンの追加接種が実施されるなどの対応がとられます。
新型コロナウイルス感染症やワクチンに関しては、デマや不正確な情報が多くあります。最新情報は、「厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A」にわかりやすくまとめられています。
(2026年3月更新)