オトナと子どもでは、同じVPDでも症状や接種スケジュールが異なります。オトナのVPDとワクチンについて解説します。
破傷風菌が傷口から入って体の中で増え、毒素を産生して筋肉をけいれんさせるVPDです。深い傷だけでなく、ガーデニングなどでできる小さな傷でもおこることがあります。破傷風菌に感染する機会が増えています。
三種混合ワクチンまたは破傷風ワクチン3回(初回2回+追加1回)(0歳・1歳は定期接種4回)
破傷風は1968年から定期接種となったため、50代以上ではほとんどワクチンを受けていません。そのため年間100名以上がかかる年があります。50歳以上の人は、破傷風ワクチンで予防しましょう。40代以下は、最終接種から10年以上経過している場合には、ワクチンの効果が低下する前に1回の追加接種をおすすめします。
百日せきやジフテリアの免疫力も同時に上げられる三種混合ワクチンもおすすめです。
ワクチン接種をしていても、10年以上たつと追加接種が必要となります。災害地のボランティア活動に参加する場合は、あらかじめ破傷風ワクチンまたは三種混合ワクチンを接種しておきましょう。
(2026年3月更新)